[選択の科学] ①選択は本能

ラット

カートリクターの実験

実験①

水の入った瓶の中でラットは、60時間泳いでから溺れるラットと、ほとんど時を置かず溺れるラットにはっきり分かれた。

実験②

何度か捕まえそのたびに逃し、瓶に入れ数分間水噴射を浴びすプロセスを数回繰り返した。

この場合、諦める気配を見せたラットは一匹もおらず、平均60時間以上泳いだ。

選択とは?

ただ感覚情報に反応するだけでは選択はできない。例えば医者にハンマーで然るべきところを叩かれれば足が跳ね上がる。

わたしたちが「選択(する能力)と呼んでいるものは、自分自身や自分の のことだ

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置かれた環境を自分の力で変える能力

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まず「自分の力で変えられる」という を持たなくてはならない。

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認識

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実際に状況をコントロールできるかどうかよりも、コントロールできるという認識の方がはるかに大きな意味を持っている。実験とは違い、現実の世界では、ねばり強さは報われる可能性がある。

生まれながらにして

生後4か月の乳児に次の環境に置いた場合どちらを選んだかというと…

  1. 手にひもをつけ引っ張れば心地よい音楽が流れる
  2. ひもを外し、ランダムな感覚で音楽を流した

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「1」の自ら選ぶ方を渇望した

  •  悲しげな表情をし、腹を立てた
  • ただ音楽が聴きたかっただけではなかった

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人間が、鋭い爪、厚い皮膚、翼などの防御手段を持たず地球を支配するまでになったのは…

賢明な選択を行う能力が、環境を支配する最も有効な手段であるからだろう

  • 生まれながらに、
    • 「選択をおこなう手段」を持っているが、
    • 同じくらい重要なのは( )を持っていること

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      「選択したいという欲求」

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  •  同じ報酬でも、
    • 受動的に与えられた報酬よりも、
    • 能動的に選んだ報酬により大きな反応を示す

選択したい欲求が強くなりすぎると

本能的に選択の幅を拡大しようとすることで、選択が与えてくれるメリットを十分生かし切れないことがある。

  • 選択肢を増やしても何の利益も得られず、
  • 余分な時間や労力がかかるだけという状況でさえ、

選択の力が大きくなりすぎると

  • 目的を達成する手段ではなく、
  • それ自体が価値となり必要なものと化してしまう。

ラットでは

餌までのルートを次のように設定すると、ほぼ全てのラットが選んだのは…?

  1. まっすぐな経路
  2. 枝分かれした経路

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「2」の枝分かれした選択できる経路

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ハトやサルでは

ボタンを押すと餌が出ることを学習させると、2の装置を選んだ。

  1. 単数のボタンの装置
  2. 複数のボタンの装置

人間では

次の2つのカジノのルーレットテーブルでの実験ではどちらを選んだか?

  1. 回転盤が1つのテーブル
  2. 回転盤が2つのテーブル

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人間は、優先傾向を意識的に覆すことができるにもかかわらず、実験では、2のテーブルでチップをかけたがった。

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動物園の動物は寿命が短い

生きていくのに必要なものはすべて与えられてるのに…

  • 最高級の贅沢なホテルに滞在できるとしたら
    • 朝昼晩と豪華な食事
    • プールサイドにはラウンジつき
    • ベットはキングサイズで羽根枕
    • 織密度の高い柔らかなシーツ
    • いつでもどんな要望にも喜んで応えるにこやかなスタッフ
    • 最先端の医療サービス
    • 家族ずれでも、独りで新しい出会いを求めてもいい
    • 全て無料だが、チェックインすると永久に出られない
  • 動物園たちの贅沢な監禁

アフリカゾウの平均寿命

  • 野生 56歳
  • 動物園( )

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ペットのハムスターや実験用ネズミの過剰な毛繕い

  • 潔癖症の表れではなく、神経性習癖1)しゅうへき 習慣になってる癖
  • プロザックという抗うつ剤の投与で軽減又は消失する

豹 (ライナーマリアリルケ)

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通り過ぎる格子のために、
疲れた豹の眼には もう何も見えない
彼には無数の格子があるようで
その背後に世界はないかと思われる

このうえなく小さい輪をえがいてまわる
豹のしなやかな 剛(かた)い足なみの忍びゆく歩みは
無感覚な大いなる意思の中心を
力強く旋回して踊るようだ。

時として瞼が静かに上がる
すると一つの像が目に入り
張りつめた静寂が全身を駆け巡り -
やがて豹の心から消えていく。

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この記事を書いた人

唐土 誠 (モロコシ マコト)

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References   [ + ]

1. しゅうへき 習慣になってる癖