他人に踊らされない!趣味を一生楽しむ秘訣

私たちは気づかないうちに、誰かが仕掛けた「楽しみ方」に乗せられていることがあります。

流行しているから、SNSで話題だから──。
その場の盛り上がりに流されて「楽しかった気がする」けれど、あとから振り返ると何も残っていない。そんな経験はないでしょうか。

「大衆は、見せかけにしばしば惑わされる」
― マキャヴェッリ

本当の楽しみは「自分の中に積み重なっていくもの」です。
テニスやランニングなら少しずつフォームが整い、将棋なら一手先が読めるようになり、ダンスなら身体が自然に動くようになる──。

その「上達の実感」こそが、心に深く残り続けるのです。

例えば、私のライフワークであるダイビングにもそのまま当てはまります。
多くの人が「旅行先の特別な体験」だと信じているあの世界
ダイビングでも、はやり「上達の喜び」こそが青天井で広がっていくのです。

多くの人が「ダイビングの楽しみ」と聞くと、旅行業者や宿泊業者の広告に出てくる「その地域でしか見られない生物」や「インスタ映えする絶景」を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、それらの多くは “集客のために演出された楽しみ” にすぎません。

実際には…

「その地域では普通に見られる生き物」を「珍しい」と言い切ってしまう宣伝も少なくありません。そして、そうしたイメージを信じて「レアなものを見た!」と自慢したり、SNSで発信している人たち…

ヤバすぎる…

「人はしばしば、自分が見たいと思うものしか見ない」
― ローマの哲学者 セネカ

本来の楽しみは「上達」にある

ダイビングの本来の楽しみは、他の多くの活動と同様に 上達そのもの にあります。

テニス、ランニング、将棋、ダンス──どの分野でも、取り組む人が心から楽しむのは、少しずつ上手くなり、自分の世界が広がっていく過程です。ダイビングもまったく同じです。

「楽しみは結果にあるのではなく、進歩の中にある」
― トーマス・エジソン

しかし「上達」には、旅行業者や宿泊業者にお金が落ちにくい。だからこそ、旅行業者や宿泊業者は「ここでしか見られない!」という幻想を繰り返し発信し、ひたすら消費を促す方向に誘導していくのです。

「演出」と「現実」

こうして演出された“珍しさ”を信じた人々は、普通の魚を特別に感じたりありふれた体験を「奇跡の瞬間」としてSNSにアップします。

その熱狂はまるで、歌が下手で、特別に可愛くもなく、性格も飛び抜けて良くないタレントに、演出の力でファンが群がる現象と似ています。

「大衆はしばしば見せかけにだまされる」
― ニッコロ・マキャヴェッリ

心から楽しい爽快感とは?

本当にダイビングを楽しみたいのなら、観光の演出から一歩離れ、上達のプロセスにこそ目を向けるべきです。
呼吸が安定し、浮力が思い通りに操れるようになり、水中での動きが洗練されていく──。
そうした進歩こそが、ダイビングを「一生の楽しみ」に変えてくれるのです。

「上達する者は、終わりなき喜びを手にする」
― 中国の古典『荀子』より

成長での楽しさは格別!!!

「技芸を極めるとは、自分自身を極めること」
― 千利休

ダイビングは、単なる観光ではなく、自分の成長を実感できる活動です。

そして、その他人に躍らせられない視点の転換は、ダイビングだけでなく、あなたの人生全般をより豊かにしていくことでしょう